運転免許用語集

ハイドロプレーニング現象(はいどろぷれーにんぐげんしょう)
ハイドロプレーニング現象とは、水に濡れた地面を走行する際、スピードの摩擦によってタイヤが地面から浮き、ハンドルやブレーキが効かなくなってしまう現象のことです。 この現象が起こる一番の原因が、タイヤのすり減りです。通常、タイヤの表面は凸凹しているのですが、長期的に同じタイヤを使ったままだと、タイヤの表面に擦り減りが起こり、滑りやすくなってしまいます。 ハイドロプレーニング現象は、事故を引き起こす要因になりかねません。雨の日はスピードを落として一層慎重に運転を行うのはもちろん、普段から自家用車のタイヤに劣化がみられないかなども確認するようにしましょう。
排気ブレーキ(はいきぶれーき)
排気ブレーキとは、排気バルブを閉じることでエンジンからの排気を抑制し、エンジンの動きを封じるものです。エンジンの排気管の中にはバルブがあり、このバルブによって排気ガスが封じ込められ、エンジンの回転を防ぐことが可能となっています。高い制動力を持つ、強力なエンジンブレーキを発生させる装置です。 排気ブレーキは走行中にアクセルをオフにすると作動し、クラッチを踏んだり、再度アクセルを踏んだりすることで、自動的に解除されます。