高校生が合宿免許に申し込むときのポイント
運転免許というと成人の持つもの、といったイメージもありますが、満18歳に達していれば高校生であっても取得することは可能です。1日も早く免許を取って車を運転したい場合は、取得までの期間が短い合宿免許に申し込むのが良いでしょう。とはいえ、高校に通っている間というのはさまざまな制約がありますので、どんな点に注意すれば良いのかについて見ていきます。
高校卒業寸前の春休みは免許合宿がオススメ
高校生は卒業後、それぞれが大学や専門学校に進学したり就職したりと環境も変わって忙しくなります。そのため、高校生のうちに免許を取っておきたいという人も多いのではないでしょうか。とくに進路も決まった高校三年生の春休みは時間的にも精神的にも余裕がありますから、この時間を有効に使って合宿免許に申し込み、短期集中で取得してしまうのがもっともオススメです。
合宿免許は教習の予約をとるなどの手間も要らず、 また多くの教習所では検定に不合格だった場合の追加教習授業料がかからないなど、特典が多いのもうれしいポイントになります。合宿免許では同じような年ごろの高校生たちと一緒に合格を目指すことになりますので、そこで出会って友達を作ることもできるでしょう。
また、友達と誘い合わせて一緒に参加することで割引が受けられる教習所もありますので、事前にチェックしておくのがオススメです。
高校生のうちに免許合宿に行く際の注意点
高校生のうちに合宿免許を利用する場合、注意すべきポイントがいくつかありますので、一つずつ確認していきます。まず、学校の校則に「免許取得の禁止」がある場合は、諦めて卒業するまで待った方が良いでしょう。違反すれば卒業を認めてもらえないといったリスクもありますので、よく校則を確認しておく必要があります。
また、免許合宿の途中の「修了検定」を終えた時点で満18歳になっていることが免許取得の条件です。誕生日が遅く、3月生まれの人などは特に要注意で、この日程をよく検討しておかないと、取得条件を満たさずに合宿が終わってしまいます。
さらに、免許合宿中は基本的に帰宅ができません。合宿期間中に卒業式や、学校の卒業に必要な単位の試験など、重要な行事がある場合には一時帰宅が可能かどうかをよく調べてから申し込みましょう。
免許合宿は時間も費用も節約できるうえ、同じ世代の友達ができる可能性もあるため、高校生にはとくにオススメの取得方法です。しかし高校生は学校の校則を守る必要がありますし、卒業式や重要な試験なども休むわけにはいきません。免許合宿を利用する場合には、これらの障害にならないような日程となるように事前に十分に確認しておきましょう。