運転免許用語集

自動車専用道路(じどうしゃせんようどうろ)
自動車専用道路とは、いわゆる高速道路(高速自動車国道)のことです。道路交通法上、道路管理者が指定した自動車のみの一般交通の用に供する道路・道路の部分として定められています。
自動車(じどうしゃ)
自動車とは、道路交通法上、原動機を用いて、尚且つ、レールや架線に寄ることなく運転ができる車を指します。(自転車、原動機付き自転車、身体障害者用の車いす、歩行補助車などを省く。)
卒業検定(そつぎょうけんてい)
卒業検定とは、自動車教習所や合宿免許を卒業するために必須となる試験のことです。 減点方式で行われる技能試験で、検定員が同乗した状態で決められたコースを走行します。走行や停車、駐車などの様々な視点においてチェックされます。 なお、たとえ試験中であっても70点を下回った場合には、その場で失格とみなされ、試験中止となります。検定員の指示を無視したり、危険行為に及んだり、検定員の補助を受けたりすると、大きく減点されてしまいます。教習で学んできた知識と技能を最大限に活かし、リラックスして挑むことが合格のカギといえます。
自動二輪(じどうにりん)
自動二輪とは、道路交通法において排気量50ccを超える二輪車のことを指します。125cc以下は小型二輪、125cc超400cc以下は普通二輪、400cc超は大型二輪と位置付けられており、それぞれ運転免許の種類が異なっています。ただし、大型二輪免許を取得すれば、すべての自動二輪車を運転することが可能です。
車道(しゃどう)
車道とは、道路交通法において、車両の通行の用に供するために縁石線、若しくは、策などに類する工作物や道路標識によって区画された道路の部分として規定されています。路側帯とは異なり、車両が走行する部分のみを指します。
最短日数(さいたんにっすう)
最短日数とは、自動車教習所や合宿免許において、学科教習と技能教習を受け、検定に合格するまでに掛かる最短の日数のことです。普通免許の場合、MT車であれば26時間の学科教習と34時間の技能教習が必要になります。この合計60時間が普通免許(MT車)の最短日数となります。 なお、自動車教習所や合宿免許では、1日に受講可能な授業数が決められています。そのため、1日中授業を受けることは困難であり、最短で免許の取得を試みようと思えば、毎日通い続けることがベストです。 とはいえ、夏季休暇や冬期休暇の時期には利用者が集中することから授業の予約がとれないことも多々。 そういった事態を避けたいという方は、前もって教習スケジュールの組まれた合宿免許を利用するのがおすすめです。 しかし、確実に授業項目を済ませていったところで、学科試験や技能試験を通過しないことには、本試験まで進むことができません。そのため、教習生活では、毎日の授業で学んだことを確実に身につけていくことが重要といえます。
制動距離(せいどうきょり)
制動距離とは、ブレーキを掛けてから停まるまでの一連の距離のうち、ブレーキが効き始めるまでに進行してしまう空走距離を除いた距離のことです。つまり、ブレーキが効いてからも進んでしまう距離のことです。 制動距離は空想距離と異なり、路面状態や車両の性質や種類によって、同じ速度でも大きく異なります。